人が考えて操作するだけでなく、人が考えることをサポートするような、「知的」な情報システムの実現を目指す知能情報工学科。ことば、音声、映像などのさまざまなメディアを介して、あたかも人が考えているかのように振る舞い、また、人が思いもよらないことを生み出すような、「人とコンピュータが協調する」ための新しい情報技術を確立できる人材の育成を目指しています。
そのために知能情報工学科では、コンピュータ・サイエンスの専門知識に加えて、日々蓄積されている大量のデータの中から人の役に立つ規則や新たな知識を発見する「データ科学」、人のように考え、話し、教える「人工知能」、人のように認識し、人にわかりやすく伝える「メディア情報学」という3つの専門分野の基本理論から応用・実践までを学びます。
卒業後は、大学院に進学するほか、コンピュータメーカーや通信、ソフトウエア産業をはじめ幅広い分野での活躍が期待されます。